骨の中の血管

体にはたくさんの血管がネットワークのように張り巡らされています。
骨にも、骨の中にも血管のネットワークがあり、骨を造る細胞に栄養を送り届けています。
骨の中にある血管といいましたが、正確には緻密骨といわれている円筒形の骨組織の中に通る血管です。
大腿骨の中にも当然血管が通っています。
この血管は、大腿深部動脈から枝分かれして、大腿筋肉の中を通り大腿骨頭の下側で骨内血管となります。

この血管の特徴
① 深部大動脈から遠いので血流が滞りやすい。
② 体重の影響を受けやすい位置で、骨内に入りこんでいるので、損傷を受けやすい。
③ 主な栄養血管が損傷したときの代替血管が少ない。

大腿骨頭の血管は、もともと損傷を受けやすく、血液の流れも悪いといえます。
この状態でステロイドなどで血管障害を受けると、たちまち骨頭への栄養補給が遮断されて、骨頭を形作る骨細胞の栄養死を招きます。
骨細胞の栄養死が、大腿骨頭壊死症といわれる病気の本体です。

骨頭の再生
大腿骨頭が壊死をした時点からほどなく、壊死骨と正常な骨の境では、壊死骨を溶かす働きと、骨を新しく作る働き、血管を作る働き、コラーゲンなど弾性繊維を作る働きが始まります。

骨頭再生の問題点
自然のままでは、骨頭再生は途中で中断されます。その理由は、上記に述べたよう大腿骨頭にいたる血管の特徴①深部大動脈から遠い。②体重の影響で損傷を受けやすい。③代替血管が少ない。などの理由によります。
その問題点を解決するのが磁気療法です。
磁気は体の深部に浸透しやすい性質がありますので、大腿骨および大腿骨頭内にある血管に照射すると血管の拡張と血液流動性を高めて、患部に栄養と酸素を多量に送ることができます。このために骨芽細胞と軟骨芽細胞の働きを活性化することが可能なのです。

骨芽細胞と軟骨芽細胞が、骨と軟骨再生の主役ですので、血液を多く流すことはそのまま骨つくり軟骨作りになります。

画像は、大腿骨頭壊死症発症時の血管の状態を表しています。
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