大腿骨頭壊死症の痛み3タイプ

大腿骨頭壊死症は、非常に強い痛みが伴いますので、不安や恐怖感が付きまといます。
そこで痛みを理解することが大事です。

痛みは次のような場合に発生いたします。

A. 壊死骨が、骨折剥離した場合の痛み
① 骨折した壊死骨が関節内面を刺激して起きる器械的な痛み。

痛みの特徴
鋭い痛みで運動時に痛みが出て、安静時には痛みが消失する。

痛みへの対処
痛みにより緊張した大腿骨周辺の筋肉組織の緊張をとります。
一時的に杖などの補助具が必要になることがあります。


② 剥離した壊死骨が免疫細胞などの働きで溶かされて関節の滑膜から吸収されるときに発生する痛み。

痛みの特徴
鈍い痛みであるが痛みレベルは高度で、安静時でも痛みが沈静化しない。

痛みへの対処
痛みは滑膜で発生しますので、患部の血流を促進することと、滑膜の炎症を抑えるサプリメントを服用します。
痛みは、関節内のみではなく大腿部、臀部、膝関節に広がりますので、痛み解消の特殊整体を施術します。

B. 骨折剥離を伴わない壊死骨由来の痛み。
壊死骨は、細胞核を持たないので、生体としては異物になることから、免疫細胞の貪食による溶解が常に進行しています。溶解した壊死骨の化学成分と免疫細胞の分泌した生理活性物質の刺激で痛みが出ます。

痛みの特徴
鈍くて低いレベルの痛みが常時消えない。

痛みへの対処
患部の血流を促進することで対処します。

C. 骨髄浮腫による痛み
壊死骨が骨折して剥離したのちに、骨髄にある脂肪細胞が細胞死を起こします。
細胞核を失った脂肪細胞は、単なる脂肪成分のみの固まりである脂肪粒となり、元の脂肪細胞より体積が増加しますので、骨髄を内側から押し広げる外向きの圧力を生み、神経圧迫による痛みが発生します。
そのようなときは、骨髄の液成分が圧力により大腿骨組織の間隙を縫い滲み出してきます。CR画像では黒く造影されます。

痛みの特徴
鈍い圧迫痛となります。

痛みへの対処
患部の血流促進は、通常外部からの熱刺激になり、痛みを増加させてしまいます。血流促進と同時に冷却操作が必要になります。

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